こんばんは。
土曜日は、趣味に関する本や雑学収集本の日。
本日は「読めるサイト」の紹介です。
1000本超の戯曲が無料で読める!
2021年にスタートした「戯曲デジタルアーカイブ」。日本劇作家協会が運営する、無料で舞台上演台本が読めるサイトです。
(サイトURL↓)
https://playtextdigitalarchive.com/
(サイト内「戯曲デジタルアーカイブとは」より)
戯曲デジタルアーカイブは「一人でも多くの方に、末永く戯曲を味わってほしい、また適切な方法で演劇作品として上演してもらいたい」という思いで運営されています。
ぜひ、気軽に戯曲を楽しんでください。そして、気に入った作品は多くの方に広めてください。
願わくは、ギリシャの戯曲の殆どが失われながらも引き継がれてきたように、現代の作家によって生み出された素晴らしい戯曲たちも、人類共有の財産として未来に引き継がれていきますように。
そして昨日12月20日、ついに1,000本以上の収録となったことが発表されました!
使い方は簡単♪
検索画面はこんな感じ。
既に読みたい戯曲があるときは、「劇作家名・作品名」フィールドにタイプして[検索する]。例えば、2024年度の劇作家協会新人戯曲賞を受賞した『4047』で検索すると…
あった♪
[戯曲を読む]を押すとPDFの戯曲が表示されます。ユーザー登録がないのも地味に嬉しいですね。
推しの劇作家の作品を読むもよし、観劇の予習復習に読むもよし。私も年明けに観劇予定の舞台の戯曲があったので妄想しながら読んでいるところです♪
「ジャケ読み」もアリかも
特にお目当ての作品がないときは、まずトップページの[戯曲一覧]をとりあえず押してみて…
一覧画面から気になった戯曲を「ジャケ読み」してみるのもいいかもしれません。左側の「ジャンル」も便利そう。
セリフ翻訳の参考にもなるかも
字の文がなくセリフの解釈が作品解釈になる戯曲。俳優さんが劇場で全身を使って発するセリフとして書かれる戯曲。翻訳者は戯曲から学べることも多いかもしれません。
吹替翻訳なんかは直結する部分も多そうですし、字幕や出版翻訳でも「リズムがいいセリフ」の参考になるかも。最近では実務翻訳でもメッセージ性が重視されてきましたし、絶対無駄にはならない! 「翻訳が上手くなりたかったら、本を読むといい」とよく言われますが、戯曲という選択肢ももっと広まると嬉しいです。
アーカイブで戯曲を読んで、アーカイブで上映映像を見るのもいいですね。追って映像アーカイブを見る方法についても投稿したいと思います。またのお越しをお待ちしております♪
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