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【読書記録123】『疲れた人に夜食を届ける出前店』 

こんばんは。 水曜日は、小説・エッセイ・漫画本の日です。 

たまには夜食でエネルギーチャージ 

体や心がお疲れ気味のとき、いつもよりも食べ物に元気をもらえることがあります。 

特に、本来はエクストラな存在である夜食は特別な存在。このブログでも深夜に営業するビストロが舞台の小説『キッチン常夜灯』を紹介しました。 

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想像力を使って美味しさと優しさを思い浮かべる小説もいいけど、ときには小説を読む気力もない夜も。 

本日は、そんな夜にぴったりの『疲れた人に夜食を届ける出前店』を紹介します。かわいくて食欲をそそるイラストで、目からも美味しさと優しさを味わえるコミックエッセイです。 

夜食は、治癒タイプの絆創膏かも

本書は、仕事で疲れた会社員のもとにクマが夜食の出前に来たところからはじまります。

です出てくるメニューの一部。8週目まであります。

【1週目】
月曜日のウインナー
火曜日のしょうが焼き
水曜日の豚汁
木曜日のやりすぎピザトースト
金曜日の焼き鳥
土曜日の炊き込みごはん
日曜日のホットケーキ

【2週目】
月曜日の鮭茶漬け
火曜日の目玉焼きソーセージ丼
水曜日のカレーとビール
木曜日のスーパーカップ
金曜日の餃子
土曜日の炊き立てごはん
日曜日のおかかバターごはん

「こんなギルティな食べ物を深夜に? いいの?」と思ってしまいがちなメニュー。でも、確かに健康やカロリーも気にしないといけませんが、それは元気になってから!

まずは傷の悪化を止めて、じわじわと直していく。本書を読んでいると、夜食は「治癒タイプ絆創膏」の役割があるのではと感じました。

届ける人が、届けられる人なことも

本書では届ける人と届けられる人が入れ替わる描写があり、驚いて同一キャラかを確認してしまいました。 


疲れた人に優しさを届ける人だって、ふとしたことで疲れてしまうかもしれない。考えてみれば当たり前なのに、意識できていなかったなと少し反省も。

 
明るく元気なところしか見せていない人の前で、無理をしすぎていないか。いつも元気なイメージの人に対して、ちょっとした配慮が少しずつ減っていないか。 


でもそうやって思い詰めるのも疲れちゃう原因。ここはやはり、美味しいご飯に癒され元気をもらいつつ「ま、明日も頑張るか」とやっていこうと思いました。

***

本書が気になった方は、こちらから購入できます。
投稿時点では、AmazonではKindle Unlimitedの読み放題タイトルです。

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この記事を書いた人

企業にて、産業翻訳の翻訳、チェック、ディレクションに従事。
フリーランスにて、映像翻訳と読書ブログ運営。
観劇と、ヨガ・ピラティスが好き。

(このサイトはアフィリエイト広告を掲載しています。)

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