こんばんは。
木曜日は、IT、ツールに関する本またはオススメツールや設定のシリーズです。
(気温の変化に負けて夕方に寝落ちしてしまいました……。19時更新はできなかったけど、なんとか本日中に更新!)
リライト後にもかけたい、Wordのスペルチェック
毎日使わない日はない、Wordの「スペルチェックと文章校正」機能。私の場合、仕事をはじめた頃に日英案件が多かったためか、「スペルチェック」という呼び方がしっくりきます。
以前の投稿では、Wordのスペルチェック機能を使って「常用漢字かどうかをチェックする方法」と、「スペルチェック機能を使って、Wordに読みやすさを評価してもらう方法」を紹介しました。


そして、一度スペルチェックを実施した後にスペルチェックによる修正案以外にもリライトをした場合は、再度スペルチェックをかけたいところです。
本日は、「Wordでもう一度文章校正をかける方法」を紹介します。
そのまま「スペルチェックと文章校正」を押すのはNG
リライトが終わり、「もう一度スペルチェックをしよう」と思ったとき、そのまま「スペルチェックと文章校正」ボタンを押していませんか?

実は、以前のスペルチェック時に「無視」した単語や指摘は、そのままスルーされてしまう仕組みになっています。

たとえば、前回は問題ないと判断して「無視」したものの、リライトを重ねた結果「やはり修正したほうがよさそう」と思うこともあるかもしれません。
しかし、通常のスペルチェックを再実行するだけでは、一度無視したものは再チェックの対象になりません。これでは見直しのチャンスを逃してしまいます。正しく文章を仕上げるために、「無視リスト」をリセットし、すべてのチェックをやり直す方法 を確認していきましょう。
プロは毎日「再チェック」
前置きが長くなりましたが、手順はとてもシンプルです。
Wordの[ファイル]→[オプション]→[文章校正]で、
「再チェック」を押して[OK]

あとは、いつも通りにスペルチェックをかけます。
Wordの[校閲]→[スペルチェックと文章校正]
すると以前に「無視」した単語や表現も再び確認できます。
正直、「再チェック」も[校閲]タブに入れてほしいところですが、ライトユーザー向けに機能をシンプルに保つための配慮なのかもしれません。
それでも、文章の完成度を高めるために、プロフェッショナルは今日も明日も「再チェック」に「再チェック」を重ねていきましょう!
コメント