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【読書記録65】『キミは、幸せな「お金持ち」になる方法を知らないだけなんだ』

こんばんは。
火曜日は、お金や経営に関する本です。

「思い込み」は「思いゴミ」になり、やがて「重いゴミ」に

僕自身の経験と、これまで成功した人、成功できない人を見てきて絶対的に言えることがあります。
それは、成功する人はその道のプロに教わるけど、成功しない人は友達や周りの人の話を信じてしまうことです。

お金持ちになれない人には変な「思い込み」があります。(中略)
こうした「思い込み」は心の中で「思いゴミ」になり、それが溜まって「重いゴミ」になり、せっかく現状を変えようとする自分の足を引っ張り、幸せになることを邪魔します。

本日は『キミは、幸せな「お金持ち」になる方法を知らないだけなんだ』を紹介します。

「億女メーカー」とも呼ばれる著者が、お金持ちのプロたちに学んできたこと、お金持ちになりたいと言っている人たちも異なる結果を招きがちな「思い込み」を持ってしまっていること、その解決策を解説しています。「お金持ち」に限らず、目標達成のための重要な考えも多く見つかりました。

真面目な人こそ、「ブラックエンジン」を搭載したい

本書では、機動力を発揮するためのエンジンは2つあると説明しています。

1つ目が、「誰かを幸せにしたい」といったポジティブな感情をエネルギー源にする「ホワイトエンジン」
そして2つ目が「あいつを見返してやりたい」といったネガティブな感情をエネルギー源とする「ブラックエンジン」です。

現実的な話として、僕の周りの何百人という成功者を見てきた中で、企業当初からホワイトエンジンだけを使って成功した人を、僕は一人も知りません。(中略)
ネガティブな感情は人に向けると害になりますが、自分の機動力に使えばものすごい瞬発と加速を生みます。

もちろん、採用面接や評価面談で伝えるべきは「ホワイトエンジン」でしょうが(笑)、自分自身や周りの人たちの過去の挫折を見ていると、ホワイトエンジンのみでやりきろうとするからガス欠になってしまうのかもしれませんね。下記の方法でブラックエンジンも搭載しておきたいところです。

まずは仕事のことは無視して、自分が好きなこと、やりたいことをひたすら考えてみるんです。(中略)
すると「それを手に入れるために、まずは今の仕事を笑顔で頑張ろう」とか「今の仕事じゃこれは無理だな! もっと割りのいい仕事につくために頑張ろう!!」となります。
こうなれば「仕事は辛いので、できれば仕事はしたくない」というブロックが「仕事はやればやるほど自分の好きなものが手に入る楽しいもの」に変わるんです。

根が真面目な方は、ブラックエンジンで突き進むことに抵抗があるかもしれません。でも大丈夫! 本書では、進んでいくうちに余裕が出てきてホワイトエンジンに切り替わっていくとエピソードつきで解説されています。

成功する人はその道のプロと対話する

本書では「お金持ち」を目指す著者が、その道のプロと対話していくことで知識や能力を身につけ、行動していったエピソードがたくさん紹介されています。

正直に言うと、僕はそのセミナーの講義内容よりも、社長さんたちと友達になって、経営者としての、お金持ちとしての「あり方」を学びたかったのです。
だから毎回、家でまとめてきた質問のメモを片手に、休憩時間になれば社長さんたちに話を聞いて回りました。
そして、頂いた課題などを毎月こなし、翌月にはそれらを報告し、宿題をもらったりしていました。

後日報告して次の課題をもらうということ、自分が先輩側だと考えるととっても嬉しい! 改めて、翻訳関係でもイベントやセミナーに参加するときに心がけたいと思います。翻訳学校を修了したらブログ関係でも人と会う機会を作る予定です。

会社に入社してすぐに、トップセールスマンの営業トークの音声がみんなに配られたんです。
同期入社のほとんどの人はその音声を一度か二度聞いた程度で、すぐに営業に出かけていきました。
でも僕は「素人がいきなり売りに行っても誰も買うわけがないじゃん」と思ったので、会社にひとり居残り「いってらっしゃーい」「お帰りなさい」とみんなに声をかけながら、何日も会社で、音声を聞きまくっていたんです。
何日かすると一語一句完璧にトップセールスマンの話し方が身に付いたので、そこから営業に行きました。
すると、アッという間にトップセールスマンになれたんです。

訳例や既訳の「写経」の重要性を改めて教えてもらった気分です。

火曜日の「お金の本ブログ」へのモチベーションも高まった箇所を引用して、本日はここまで。

私たちは読書を通じて、世界中の大金持ちや成功者たちと対話ができるのです。(中略)
毎日、毎日、お金持ちと対話する環境に身を置くとどうなるか?
英語を日常的に使っているうちに英語で考え、英語で表現するようになるのと同じで、お金持ちならどう考えるか、どう表現するかが自然とわかるようになるのです。
世界一の投資家、ウォーレン・バフェットがこんな質問をされました。
「投資家として大成功するためには何をするべきですか?」
ウォーレン・バフェットは言いました。
「本を手当たり次第、読むことです」と。

***

本書が気になった方は、こちらから購入できます。

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この記事を書いた人

企業にて、産業翻訳の翻訳、チェック、ディレクションに従事。
フリーランスにて、映像翻訳と読書ブログ運営。
観劇と、ヨガ・ピラティスが好き。

(このサイトはアフィリエイト広告を掲載しています。)

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