こんばんは。
木曜日は、ITやツールに関する本、またはオススメツールや設定のシリーズです。
肝心の情報までが長いWebページ
インターネット検索からWebページに行きつき、「この情報が欲しかった!」と小躍りする経験は、調べ物が多い翻訳者には日常茶飯事です。
(貴重な情報を公開してくださる方々に、改めてこっそりお礼を伝えさせてください!)
ただし、Webページ自体が長く、肝心の情報までの文字数が多いのは辛いところ。
自分用にURLをメモしていても、再度アクセスしたときに「どこだっけ……」と読み返すのが億劫になってしまうこともあります。
また、他の人へ情報共有をする際、参照元として紹介するのを少しためらってしまうことも。
自分でつくったサイトであれば、見出し機能を活用したり、そもそも1ページのボリュームを工夫したりできますが、本日は外部サイトで使えるシンプルな方法を紹介します。
「Webページの特定部分にピンポイントで【テキストフラグメント】」です。
ピンポイントで情報にジャンプするURLの作り方
作り方はとても簡単です。
もともと表示されているURLの末尾に、下記のテキストフラグメントを追加します。
#:~:text=表示したい文章
(用語メモ:
・URLフラグメント:
ハッシュ(#)から始まる要素。この要素を使って、Webページ上の特定の場所に直接ジャンプさせる。
・テキストフラグメント:
URLフラグメントのひとつで、Webページ上の任意のテキストへ直接ジャンプさせる。)
なお、英語などの1バイト文字で書かれたサイトでは、テキストフラグメントに半角スペースが含まれていると、ハイパーリンク化できないことがあります。
その場合は、「%20」に変換すると、URLで使える形にエンコードできます。
置換前:半角スペース
置換後:%20
テキストフラグメントの注意点5つ
とても便利なテキストフラグメントなのですが、注意点が2つあります。
注意点① 同じ文言が複数あると、意図した場所とは違う場所に飛ぶ
ページ内に同一テキストが複数あると、意図しない場所に飛ぶ or 飛ばないことがあります。
対策としては、そのページでユニークなテキストを使うのが良さそうです。
注意点② (日本語サイトの場合)句読点や記号に弱い
「、」「。」といった句読点、全角カッコ(「」『』)などではURLが壊れやすいです。
対策としては、日本語サイトでは、できるだけ「短く・素朴な語」を狙うのが良さそうです。
注意点③ (英語サイトの場合)半角スペースの置換ミスがあると機能しない
当たり前ではあるのですが、上で紹介した1バイト文字のサイトで「半角スペース→%20」置換をしたあとに、半角スペースが残っているとうまく機能しません。
対策としては、編集記号を表示させたWord上でURLを作る方法があります。
半角スペースの残りを編集記号で視覚的に確認できるので、見つけ次第修正できます。
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また、作成したURLを必ず自分でもクリックして確認するのも大事ですね!
注意点④ ブラウザによって挙動が不安定
ChromeやEdgeではほぼ安定した挙動ですが、一部ブラウザでは不安定なことがあります。
対策としては、Chromeを前提にして使うのが良さそうです。
他の人に送るときは、「Chromeで開くと該当箇所に飛びます」と一言添えると親切ですね。
注意点⑤ 元サイトがテキスト編集するとURLが無効になる
これもまた当たり前ですが、元サイトの制作者がページを更新してテキストを変更すると、テキストフラグメントは無効になります。
そのため、特に他の人に共有する際には注意が必要です。
たとえば翻訳の現場で、数か月・数年単位で使われる申し送りの出典URLに載せていた場合、ソースクライアントが申し送りを読むときには、リンクが機能していない……といったことも起こりえます。
それでも、メールやSlackなど、短期間・その場限りの情報共有にはとても便利です。
時と場合に応じて選べる、小ネタ武器がひとつ増えていたら嬉しく思います♪
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