ついにブログデビュー!
はじめまして、管理人です。普段は翻訳のお仕事をしています。
翻訳や語学に関わる本だけでなく、幅広いジャンルの読書記録をこれからここに綴っていきたいと思います。
後押ししてくれたのは『すぐやる!すぐやめる!技術 ― 「先延ばし」と「プチ挫折」を100%撃退するメンタルトレーニング』(平本 あきお著)
2024年もあと1か月、皆さまはやり残したことはありませんか?
ダイエットや資格の勉強など「やりたいこと」、喫煙や脱ダラダラスマホなど「やめたいこと」、色々とありますよね。
私も、「日々の読書からの学びをもっと深めたい」「文章力ももっと鍛えたい」と
2024年始めにブログ開設を思い至ったものの、なかなか初回投稿までたどり着けませんでした。
そんな中、Audibleで本書を読み(聞き)、「絶対今日中に初回投稿するぞ」と決意・行動できました。
感謝を込めてレビューします。
「やりたい・やめたい」を実現するための5つのステップ
本書では、「やりたい・やめたい」に対して下記5つのステップを27の事例とともに紹介しています。
ステップ0 「やりたいこと・やめたいこと」を根こそぎリストアップする
ステップ1 ステップ0でリストアップした項目を棚卸しする
(世間の常識にとらわれずに、「それって、本当に必要?」と考え、
自分にとってやらなくていいことは排除したり、優先順位を下げる。優先順位は時とともに変更してOK。)
ステップ2 「やりたいのにできない」のは心理的抵抗が原因
(「やること」と「苦痛」、「やらないこと」と「快」が結びついてしまっている)
ステップ3 とにかく難しいことを考えずに、機械的に行動する
(スケジュールにアポを入れるのと同じように、
行動する日にちと時間を決めてタイマーをセットして行動する)
ステップ4 (ステップ3のままだと味気ないので)自分にとって快適な心の状態と環境を作る
(「やること」と「快」、「やらないこと」と「苦痛」を結びつける)
ステップ5 思い切って切り捨てる「やる」「やらない」を分ける
興味深かったのはステップ2と4で出た「快・苦痛原理」でした。
私とブログとの場合で整理してみます。
「ブログを書くこと」と結びついていた「苦痛」:設定との格闘ストレス
「ブログを書かないこと」と結びついていた「快」:設定との格闘ストレスを回避できる
いや、なんだか色々と大変そうじゃないですか。
アフィリエイトとか、適正な文字数ってどの位なのかとか、
よく見るブログランキングとかにも参加した方がいいのか?とか……。
そして、これはまさに本書中でも言われていた「完璧主義」なのでした。
「完璧にやろう、完璧に準備しよう」として何か月も手が付けられず先延ばしを続けていくことと、
中途半端に始めたとしても、その行動が続き何ヶ月後かに出来るようになるのと、
どちらが完璧に近づくでしょうか。
とにかく、始めるために大事なのは、出来るだけ目標のレベルを低くすること。
失敗してもいいし、へなちょこでもいい。大事なのはやりだすこと。
完璧にできる状態になるまで待とう、なんて考えていると、永遠に始められません。
大きな効果がなくても、後からやり直したとしても、
出来ることから初めてみる方が完璧に近づくはずです。
ぐうの音も出ず、変なプライドがなくなりました。まずは「へなちょこ投稿」「へなちょこデザイン」から始めます。
新たに知った機能なんかは、後から更新すればいいんだ!
(引用部分もAudibleからの聞き起こしなので追って紙媒体を見て正式表記に修正します。)
さらに、ステップ4では「結末を実感し、快と苦痛の結び付きを逆転させる」ことも紹介しています。
こちらも私とブログとの場合で整理してみました。
「ブログを書くこと」と結びつくだろう「快」:
・読書からの学びが深まる感覚
・読書をキッカケのプラス行動からのプラス効果
・元々大好きな文章を書く場が増える、文章力の向上が体感できる
(翻訳者にとって、原文から離れて自分の文章が書ける場って大事!)
・他の読書ブロガーさん、翻訳者さん、読書好きさんとつながれるかもしれない……!
・あとは、いつか収入や文章を書く仕事にもつながったら嬉しい……!
「ブログを書かないこと」と結びつくだろう「苦痛」:
・せっかく読書をしても記録しないと学びが少なく勿体ない
・ブログ自体を書きたい気持ちは続いているから
「どうせ読むならブログを開設した後に」と読書量自体も減ってしまう危険性大
・文章を書く場の不足、文章力が向上しない
(「原文を言い訳にする翻訳者」になってしまう!)
・「つながる機会」の消失
・ビジネスチャンスの消失
こうやって書くと、改めて自分にはブログって魅力的なツールだと気づかされました。
同じように、何か「やりたいこと」「やめたいこと」がある方に、下記の言葉が届いて行動につながると嬉しいです。
目先の「快」は長い目で見たら「苦痛」だと言うことが、
頭ではなく身体・感情レベルで実感できれば先延ばしは必ず撃退できます。
改めて、「ある翻訳者の本棚」設置完了です!
このように、読んだ本から「私に響いたポイント」「読んで変わった自分の言動」などを記録する場にしていきたいと思います。時々でも、のぞいていっていただければ嬉しいです。
これから、どうぞよろしくお願いいたします♪
コメント