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【読書記録120】『読書は鼻歌くらいでちょうどいい 』

こんばんは。
日曜日はビジネス書や自己啓発本の日です。

読書がプレッシャーになっている人へ

本を遠い存在に感じていた頃、
読書は知的な人の趣味で、頭のいい人がする行為だと思っていました。
そんなふうに、難しいものだと決めつけていたんです。
読んでみたいと思っていても、まるで読める自信がなく、
そもそも何を選んでいいかもわかりませんでした。

でも、どうやら本は、もっと気軽に読んでいいみたいです。
最後まで読みきる自信なんて必要ないし、
買ったのに読まないのはダメだとか、
堅苦しいルールなんてものはありませんでした。 自分の好きなように読んで、ラフに楽しめばよかったんです。
鼻歌を歌っちゃうくらいの何気なさでーー

「翻訳者は本を読むべき」「翻訳者は映画を観るべき」。
そんなふうに言われる場面、よくあります。

その一方で、「読まなきゃいけないのは分かってるんだけど……」と、どこか義務感に追われてしまっている人の声も耳にします。

本日は、そんな「べき論」にちょっと疲れてしまった方にぴったりの一冊『読書は鼻歌くらいでちょうどいい』を紹介します。

読書はもっと自由でいい

本書は、元アナウンサーで今はInstagramで読書インフルエンサーとして活動している著者による、さまざまな読書へのマインドブロックを外してくれる一冊です。

たとえば、下記のような「~でいい」に励まされる方も多いのでは。

・無理に1冊読みきらなくていい
・同時に何冊か読み進めたっていい
・読んだ内容は忘れたっていい
・その時の自分なりの受け取り方でいい
・シリーズものだからって制覇しなくていい

途中で、「旅行に持っていく本は慎重に選びます」等、「鼻歌ちゃうじゃないですか!」とツッコミたくなる部分がありつつも、それも今や読書好きとなった著者なりのこだわり紹介ということでご愛嬌。

要は、よく聞く誰かの「べき論」にとらわれすぎず、もっと気軽に、もっと自分にワガママに本を楽しんでもいいんだとのエールとして受け取りました。

「無理に1冊読みきらなくていい」なんかは、先日紹介した「Google Booksで洋書チョイ読み勉強法」も正当化してもらった気分です。

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「朝読書」時間に感謝

中学生のときに「朝、何でもいいから本を読む」という「朝読書」の時間がありました。

地方のわりとヤンチャ校だったこともあってか、確かマンガ本こそNGだったものの、ジャンルは問わず、読了報告や感想文の提出も不要で、途中で飽きたら他の本に変えてもいいという柔軟なルールだった記憶があります。

思い返せば、本書が想定しているほど読書へのマインドブロックがないのも、この「朝読書時間」のおかげだったのかもしれません。

当時の先生たちに感謝しつつ、これからも自分にも他人にも「読書はこうあるべき」を課しすぎないようにしよう。硬軟織り交ぜて色んな本を楽しく読んで、このブログも更新していこう。

「鼻歌くらいで」決意しつつ、本日はここまで♪

***

本書が気になった方は、こちらから購入できます。

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この記事を書いた人

企業にて、産業翻訳の翻訳、チェック、ディレクションに従事。
フリーランスにて、映像翻訳と読書ブログ運営。
観劇と、ヨガ・ピラティスが好き。

(このサイトはアフィリエイト広告を掲載しています。)

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