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【映画鑑賞記録(1)】2025年5月に観た映画

こんばんは。
本日は新企画(!)「先月観た映画」の日です。

新企画「先月観た映画」スタート

さあ、6月も頑張るぞ!…と思った矢先に、体調を崩してしまいました。突然のことに自分でもびっくりです。今回もブログを少しお休みすることになってしまい、悔しさもありましたが、いま回復して振り返ると、これは「好転反応によるデトックス」だったのかもとポジティブに受け止めることにしました。今日からまた、少しずつ更新していきます。

さて、本日はやりたかった新企画です! 「先月観た映画」として、月の初めに前月観た映画を記録していきたいと思います。

仕事で参考にした作品も含めればもっと観ているのですが(上達のコツは、似た作品を真似ること!)、情報セキュリティの観点から、プライベートで観た作品に絞ってご紹介します。

このシリーズを続けることで、仕事に直結しない“余白”のようなインプットや、ただ楽しむ時間も意識的に持てるといいなと思っています。

2025年5月に観た映画① 『君たちはどう生きるか』

公開から2年弱経って、テレビでようやく観ることができました。
(もともと天邪鬼の気質があって、本も映画も、大ヒット作品にはあえて飛びつかないタイプだったのですが……。映像翻訳にも取り組むようになった今、「ミーハー上等」でヒット作にもどんどん触れていこうと方向転換中です!)

確かに、「お子様向けの冒険譚」を期待するとガッカリしてしまうかも。ですが、思っていた以上に自分にはすっと入ってきて、初見では分からない部分も含めて魅力的に感じました。あとから考察を読むのも楽しい!

作品に触れてからしばらくして訪れる“アハ体験”が好きなタイプとしては、「分かりづらい(かも)」という感覚自体をエンタメとして楽しめる作品が、これからも残っていってほしいなと思います。

2025年5月に観た映画② ナショナル・シアター・ライブ『真面目が肝心』

オスカー・ワイルドによる戯曲で、何度も舞台化・映画化された『真面目が肝心』。そのなかでも大好きなNTLive版を観ました。1952年の映画版でしっかり予習してからの観劇です。

物語は、責任ある立場から少し羽を伸ばしたい男たちが、架空の存在を作り出して別名を名乗るところからスタート。ところが、彼らが恋する女性たちは、なぜかその“でっち上げた名前”である「アーネスト」に夢中になってしまい……という、にぎやかなドタバタコメディ。

若い頃って、確かに相手の名前への重きが今よりあったなと苦笑いし、オスカー・ワイルドとクィアネスとの親和性に改めて気づかされた作品でした。

宝塚版も観たい!

2025年5月に観た映画③ 『ウィキッド ふたりの魔女』

映画を観る前にと原作チャレンジできた作品でもありました。原作の感想はこちらから。

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英語版と日本語版、Audible、映画と、それぞれで表現や内容の違いを楽しめました。歌詞字幕は劇団四季版とどのくらい違っていたのかな? 『ウィキッド』、まだまだ深掘りできるところが沢山の作品でワクワクします。友人とは『ディファイング・グラヴィティ』をカラオケで歌おうと話しており、そちらも楽しみ♪

パート2が待ち遠しい。個人的に、「本を雑に扱うシーン」があると一気に見る目が厳しくなるので、パート2ではフィエロに名誉挽回してもらいたいところです!

2025年5月に観た映画④ ナショナル・シアター・ライブ『博士の異常な愛情』

1ヶ月のうちにNTLiveが2回も観られるなんて、なんて幸せ!……とはいえ、『博士の異常な愛情』は、手放しで「楽しい」とは言いにくいブラックコメディ。

核攻撃や女性の扱いなど、「いや、笑えないわ」という話や流れなのに、つい笑ってしまう自分にもゾッとする。そんな恐ろしい喜劇作品。避けてきたキューブリックの偉大さにも触れた機会でした。

そして何より、個人的に「1人多役」が大好物なので、スティーヴ・クーガンの4役演じ分けは贅沢な時間でした。映画にもありますが、やっぱり1人多役は舞台だからこその醍醐味。そんな舞台の映像化作品の字幕翻訳、やっぱり憧れます。「1人多訳」の修行も、もっと頑張ろう!

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この記事を書いた人

企業にて、産業翻訳の翻訳、チェック、ディレクションに従事。
フリーランスにて、映像翻訳と読書ブログ運営。
観劇と、ヨガ・ピラティスが好き。

(このサイトはアフィリエイト広告を掲載しています。)

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