こんばんは。
水曜日は、小説、エッセイ、漫画本です。
ゆるカワな「もずく」が頑張って働く日常
本日は4コマ漫画『毎日がんばってはたらく、えらい』を紹介します。
Edgeブラウザによく出てきて、かわいいイラストと、クスッと笑っちゃうエピソードでファンになったもずくさん。働くのがつらくても、まさに「がんばってはたらく」。その一見すると後ろ向きにも感じる姿勢は、仕事に対して基本的に前向きな人にも、共感や元気を与えてくれます。
「はたらいて、えらい」モードも搭載を
編集ナカムラさん
「もずくさんって なんで働きたくないんですか?」
もずく
(なん…で…?)
「なんで…ですかね…」
(遺伝子にそう刻み込まれているから…)
そんなもずくの日常を描いたマンガです
働きたくない時 元気がない時に気軽に読んでもらえたら嬉しいです
こんな導入の本書、読んでいるとまさに「がんばって働いている、えらい!」と言いたくなります。やる気がない、こういうのツライと訴えながらも日々を頑張っているもずくさんは応援したくなるし、リスペクトの気持ちも。
私はまだまだモチベーションにパフォーマンスが左右されがち。自分が上司や同僚の立場だったら、いくら基本的に熱意があっても自分みたいな人よりももずくさんみたいな人と働きたいなと思いました。
翻訳という仕事は憧れてなる方が多めな印象です。それでも実際に案件を前にしてモチベーションが上がらないときも。案件が自分の好みにいまいちハマっていない場合もよくあります。
そんな時に自分のモチベーションが戻ってくるのを待って手を動かさないでいると、仕事のペースにムラが生じることに。ペースのムラは、品質のムラや収入のムラにもつながりかねません。
本書を読んで改めて、「仕事へのモチベーションが高いことは素晴らしいことだけど、『がんばってはたらく、えらい』モードも搭載しておくといいのでは?」と思いました。
気持ちが低空飛行になってしまったときも「まあ、やるか。やったぞ。自分えらい」と自分と自分の手を「ゆるく」動かしていくことで、結果的には実績もスキルも積み上げられそう!
「これネタになるな」マインドも強い!
マンガを描くにあたって、仕事のムムムなことも「これネタにぬるな」と観察し「なんやかんや楽しい制作期間でした」と締めるもずくさん。
目の前の出来事だけに集中して疲弊したり嫌悪感を募らすよりも健康的のように思えました。そう言えば、英検の勉強をしていたときに「面接会場に入る前に脳内で『コント 面接』とつぶやいてから入室すると面白い」という意見をネットで見つけたことも(笑)。
もちろん情報漏洩はダメですが、私自身、ムムムとなったことや悩ましいことは次に読んでこのブログで紹介する本を選ぶキッカケと思ってから少し楽しくなったようにも思います。
ご一緒にネタをストックするつもりで頑張りましょう。みんな、はたらいて、えらい!
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