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【読書記録63】『まんがでわかる 最高の体調』

こんばんは。
日曜日は、ビジネス書の紹介です。

すべての体調不良には共通点があった

体重が増えた、なんとなくダルい、集中できない、やる気が起きない。「健康第一」とはよく言ったもので、健康で元気に物事を進めていくのが一番というのが年々身に染みてきます。このブログでも集中力対策ややる気対策の本などを紹介してきました。

個別の対策で効果を感じつつも、どこか「もぐらたたき感」もあり、包括的な考え方やアプローチはないかと探していた時に本書に出会いました。

本日は『まんがでわかる 最高の体調』を紹介します。Kindle Unlimitedの読み放題タイトルです(執筆時点)。原著『最高の体調』をストーリー仕立てのまんがで解説していて内容が頭に入ってきやすかったです。

現代人は「文明病」に悩まされている

本書では、私たちを悩ます体調不安はすべて、狩猟時代にプログラミングされた人間の心や体と文明とのミスマッチによって起こっている、「文明病」にかかっているため起こっているのだと説明しています。

「文明病」とは、近代社会の変化によって引き起こされる、現代に特有の病気や症状。例えば、肥満、疲労感、なんとなくの不調、不眠、散漫な集中力、モチベーションの低下など……これらはすべて、「文明病」の症状なのです。
文明病に立ち向かうために必要なのは、「進化医学」の考え方です。(中略)
自然のなかで獲物を追い、太陽の進行とともに暮らし、少数の仲間と語り合う。人の脳と体は、そんな原始的(パレオ)な環境のなかでこそ最高のパフォーマンスを発揮するように進化してきたのです。
しかし、こういった進化は、現代の文明においてときにミスマッチを起こします。

そんな「文明病」には、現代において                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                 が重要

●多すぎるものを減らす
(摂取カロリー、精製穀物、アルコール、オメガ6脂肪酸、塩分、乳製品、飽和脂肪酸、満腹感、食事のバリエーション、人口密度、衛生設備、人生の価値観)

●少なすぎるものを増やす
(有酸素運動、筋肉を使う運動、睡眠、空腹感、ビタミン、ミネラル、食物繊維、タンパク質、オメガ3脂肪酸、自然との触れ合い、有益なバクテリアとの接触、自然光の摂取量、深い対人コミュニケーション、他人への貢献)

●新しすぎるものを遠ざける
(加工食品、トランス脂肪酸、果糖ブドウ糖液糖、公害、人口の光、デジタルデバイス、インターネット、慢性的なストレス、化学物質、重金属、処方薬、抗生物質、孤独、仕事のプレッシャー)

なるほど、確かに「多すぎる」「少なすぎる」「新しすぎる」ものたちですね。

学生時代の友人が以前「パツンパツンになったら、ゴリラになった気分で過ごす。色々とシンプルになって回復する」と言っていたのですが、理にかなった回復方法だったんだなと今になって納得しています(あの時は、ポカンとした反応しかできずゴメン!)。

人間の脳は、3つ位しか処理できない

本書では、「そもそも人間の脳は、一度に「4±1」(3~5)種類の情報しか処理できない」ため「3のルール」が効果的だと解説しています。

「3のルール」

◎今日やりとげたいことを毎朝3つ書き出して実践
◎今週やりとげたいことを週の頭に3つ書き出して実践
◎今月やりとげたいことを月初めに3つ書き出して実践
◎今年やりとげたいことを年始に3つ書き出して実践
◎毎週末にレビューを行い、うまくいった点を3つ、改善できる点を3つ書き出す

ついつい欲張っちゃう人には「メインクエスト3つ、もし余力があればのサブクエスト」スタイルがよさそうです

その他、本書には、原始的(パレオ)な取り組みで体調を改善するためのアプローチがたくさん。そのなかでも「自然や芸術に触れる機会を増やす、スマホの待ち受け画面やPCの壁紙を自然の写真にするだけでもいい」は即効性を感じました。「寝るときは耳栓とアイマスク」も良さそうなので、耳栓を買いに行く予定です♪

脳内で、素敵なパレオを着た、原始的(パレオ)な自分を意識して行動していくことで、体調の底上げをしていきましょう!

***

本書が気になった方は、こちらから購入できます。
投稿時点では、AmazonではKindle Unlimitedの読み放題タイトルです。

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この記事を書いた人

企業にて、産業翻訳の翻訳、チェック、ディレクションに従事。
フリーランスにて、映像翻訳と読書ブログ運営。
観劇と、ヨガ・ピラティスが好き。

(このサイトはアフィリエイト広告を掲載しています。)

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