こんばんは。
火曜日は、お金や経営に関する本の日。昨日に引き続き、試験対策についての投稿です。
経理の仕事でなくても簿記はとりたい
学生時代は「経済学部の人や銀行志望の人が受験するもの」くらいの認識しかなかった簿記(私だけじゃないはず……)。コロナ以降によく視聴していたお金系のYoutubeで「ビジネスパーソンは全員、簿記3級とFP3級を受験したい!」という話を何度も聞くので、まだまだステイホームだった時期に勉強して取得したのでした。
金融系の翻訳案件で参考になるのはもちろん、関係企業の財務諸表が読めるようになったり、自分でビジネスをするにあたっての確定申告まわりも、そもそも生活をしていくにあたってのお金へのアレコレも、簿記を勉強してから随分と意識が変わったので、改めて受験は良いキッカケだったな。
本日は、そんな簿記3級を受験したときの勉強法をまとめていきます。
勉強法① 先生の仕訳を実際に見て学ぶ
簿記は知識だけでなく、もはや「技能」。テキストでの独学も可能ではあるのでしょうが、「実際に先生が仕訳・計算をする姿を見て聞いて、自分も手を動かして習得する」のが近道だと思います。
通学できるスクールでもいいのですが、私は「クレアール」さんの録画動画を受講するコースにしました。価格もリーズナブルで、先生が変わらないことと、単元が細かめに分かれていて、取り組みやすかった印象です。
https://www.crear-ac.co.jp/boki/course/3kyu-pack
画面には郵送されてくるノートが表示され、そこに実際の先生の仕訳が手書きで書かれていく形。マークシート試験などと違って当日は自分も「書かないといけない試験」では、先生の手書きの方が綺麗なテロップ文字より理解しやすい気がします。
(余談で、まだ先生が変わっていなければですが、説明途中で噛んだり書き間違えたりしたときに、「ペチッ」ってご自分のほっぺたを叩く姿がとっても可愛かった(笑)。これから受講される方は、このちょっとした癒しにぜひ気づいてほしい!)
勉強法② 勘定科目を自分で整理する
各単元やその仕訳問題では分かったつもりでも、徐々に増えていく勘定科目に途中で「ん? これ資産だっけ?」状態に陥ってしまいました。検索すれば「勘定科目一覧表」などがすぐヒットするものの、ここは愚直に「科目に出会うたびに『My勘定科目ノート』に追加していって机の前に貼って覚えましたね。
時間がかかる作業なのですが、特に「合格後には日常的に仕訳作業をすることがない人」にはオススメです。細かい仕訳作業については記憶がおぼろげになっても、「これは、資産/負債/資本/費用/収益なんだ」という意識が残ることが、簿記3級を勉強するゴールなのではと個人的には思っています。
例えば、家や車や備品も資産だと意識することで今までよりも丁寧に扱うし、リセールバリューも前より意識できるようになりました。(現金や預金ばかりが資産だと思っていたときより、資産が増えた気分にもなる♪)
電卓と一緒に、行ってらっしゃい!
一通り教材を一周して、勘定科目も整理できていれば、受験票と電卓を忘れずに会場に着けば受かったようなものです! 電卓は電池のチェックも忘れずに。
電卓を使う試験が初めての人は、他の人の電卓を叩く音が気になるかもしれません。焦らず、自分の書き込みと電卓作業に集中できるよう、事前にカフェとかで模試を解くのもいいかも?
応援しています!!
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