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『頭が冴える! 毎日が充実する! スゴい早起き』塚本 亮 (著)

こんばんは。
日曜日は、ビジネス書の紹介です。

2025年こそ、早起き習慣を身に着けたい!

「今年こそは早起きできる人間になる!」と新年の目標を掲げている方も多いのではないでしょうか。私も、昨年は仕事と翻訳学校との両立からすっかり夜型人間になっており、今年の目標のひとつが早起きの習慣化です。

本日は、冬休み中に内容を自分なりにアレンジしつつ試して効果を感じている本、『頭が冴える! 毎日が充実する! スゴい早起き』を紹介します。Kindle unlimitedの読み放題タイトルです。

「早起きしなきゃ」から「早起きしたい」へ

何よりも大切なことは無理に起きることではなく、朝の時間を楽しむことです。

あとがきでこう言われているように、本書は早起きや朝活のメリットやコツを伝えるなかでも「だから、早起きしないとダメだ!損だよ!」ではなく「なので、早起きすると充実しますよ。お得ですよ」のメッセージが伝わってきます。

縛られたくない射手座気質でしょうか。妙に威圧的な文体よりも、なんだかワクワクして行動できたように思います。

そして、具体的なアプローチにおいても早起きを「苦痛」ではなく「快」と捉えるようにと伝えています。

早起きを習慣化している人とそうでない人は、何が違うのでしょうか。

その差はほんのわずかです。実は、「つらいけど、早起きしなくちゃ」という意識があるかないかの差に過ぎないからです。

早起きできる人は、「早起きしたい♪」という気持ちのほうが強く、できない人は「つらいけど、早起きしなくちゃ」という気持ちを強く持っています。それが行動に表れるのです。

慣れないうちは何とか〈根性で〉早起きしようとします。このように気合いで起きようとすると、「つらいけど、早起きしなくちゃ」という気持ちが強まってしまうのです。

私たちは、「快の追求」あるいは「不幸からの逃避」、この2つの理由で行動を起こします。

目的を決めるときは、「不幸からの逃避」ではなく、「快の追求」をもとに考えるのがポイントです。このほうがモチベーションが飛躍的に高まるためです。

根性じゃなくていいんだ。楽しさとか快適さを優先させていいんだ。こう思うだけで随分と気持ちも腰も軽くなりますね。

そして、私の場合は睡眠と起きてやりたいことへの気持ちを逆転させればいいのでは!と思い立ったのです。

<いままで>
 夜「まだ起きていたい。コレもしたいアレもしたい。」
→朝「まだ眠っていたい。睡眠って快適。」

<これから>
 夜「寝たい。睡眠って快適。」
→朝「起きたい。コレもしたいアレもしたい。」

「睡眠も、起きてやりたいことも、どちらもやりたいことだったんだ。どちらも我慢せず、ただやる時間帯を入れ替えるだけなんだ」というマインドセットにして、朝だけでなく夜にも「快」を追求する欲張りプラン。今のところ上手くいっています!

「スマホの寝室」を準備しよう!

本書では沢山の夜ふかし対策や早起きのコツが紹介されているのですが、中でも私にとって効果があったのが「スマホ対策」です。

このご時世、「スマホ対策」も必須です。
私は就寝時間よりも最低30分は早く〈スマホ就寝時間〉を設けて、スマホとは別々の部屋で寝るようにします。
つまり寝室には充電器を置かないのです。リビングに充電器をつなぎ、先にスマホを寝かしつけてから、自分も寝室に行くのです。これにより、スマホのライトや音に邪魔されないので眠りの質も高くなりますし、ダラダラとスマホを見て寝られなくなるという事態を避けることができるのです。

確かに、現代人にとってダラダラスマホは睡眠の天敵ですね。枕元で充電しているとついつい見ちゃう。活字好きな人が多いだろう翻訳者や翻訳学習者ならなおさらでしょうか。

物理的に遠ざけるのは良さそう。ただ、地震速報のことなんかを考えると別々の部屋での就寝にためらいもある。そこでまた、私流カスタマイズがこちら。

①寝室内に「スマホの寝室」を設置(蓋つきがオススメ)
②音や振動はオフに
③〈スマホ就寝時間〉は本書と同様に30分前

そんなスマホの寝室がこちら!

紅茶が入っていたカンカンです(缶をカンカンと言うの、やはり西日本勢が多いでしょうか?)。本を閉じるような蓋閉め動作が「今日はここまで」感を出してくれ、いい感じです♪ 模型が趣味の方なんかは、模型の中にスマホの寝室スペースを作っても楽しく「寝かしつけ」ができるかも?

***

いかがでしたでしょうか。他にも、早起きすることによって効果絶大な取り組みのひとつとして、英語習得について結構なボリュームで記載されていることからも、翻訳者におすすめの朝型移行本と言えそうです(筆者は偏差値30から一念発起し、ケンブリッジ大学院に入学。その後も多くの日本人を海外トップ大学・大学院に合格させているそう)。

2025年、「楽しく早起きする生活」へとご一緒に移行できたら嬉しいです!

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この記事を書いた人

インハウスで産業翻訳の翻訳、チェック、ディレクションに従事。
フリーランスでの映像翻訳と読書ブログ運営とのマルチキャリアを模索中です。
観劇と、ヨガ・ピラティスが好き。

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