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【読書記録159】『クリスマスの贈物』

こんばんは。
水曜日は、小説・エッセイ・漫画本の日です。

大人も子どもも楽しみ! クリスマス

クリスマスイブですね。
個人的に、閉店後もクリスマスツリーのライトをつけているショップや会社の好感度が上がる時期です。イルミネーションに凝っているご近所さんも、お会いしたことはないものの、毎年楽しみにしています。

本日は、「小説・エッセイ・漫画本の水曜日+クリスマスイブ」ということで、クリスマスをテーマにした、まだ読んでいない作品を選びました。

画家であり詩人の竹久夢二著『クリスマスの贈物』は、青空文庫でも無料で読めます。

https://www.aozora.gr.jp/cards/000212/files/46421_23631.html

偶然にも、昨日投稿したばかりの『漁師とそのおかみさんの話』を思い出す、「欲張りすぎは満足できない」といった教訓が、ここでも描かれていました。何かのお告げでしょうか……?

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クリスマスプレゼント、「ひとつ」が幸せ?

『クリスマスの贈物』のあらすじは、こちら。

6歳の少女「みっちゃん」は、サンタさんにお願いするプレゼントについて、お母さんに相談する。
欲しいものがたくさんあるみっちゃん。
お家やピアノは重たくて駄目だろうと伝えるも、みっちゃんのお母さんは、サンタさんへの手紙の代筆を請け負う。

みっちゃんからサンタさんの話を聞いたお隣に住む二郎さんも、サンタさんにお願いするプレゼントについて、二郎さんのお母さんに相談する。 同じく、欲しいものがたくさんある二郎さん。
それでも、二郎さんのお母さんは「サンタクロスのお爺様は、世界中の子供に贈物をなさるんだから、一人の子供が欲ばったら貰えない子供ができると悪いでしょう」と二郎さんを諭す。

クリスマスの夜が明けて、二郎さんはお母さんと相談し、これと決めたラッパが貰えて大喜び。かたや、みっちゃんはたくさん出したリクエストのうち、リボンと鉛筆とナイフしか貰えず泣きだしてしまう。

プレゼントの数だけ見れば、二郎さんは1つで、みっちゃんは3つ。
それなのに、二郎さんは満足し、みっちゃんは失望しています。

みっちゃんが欲しい物をありったけ思い描く姿や結果的に失望して泣いてしまう姿は、子どもらしくてほほえましい。

それでも、プレゼントに満足して幸せなクリスマスを過ごすには、自分の希望を具体的で現実的なものに限定する、二郎さん親子のやり方なのだと教えてくれます。

大人こそ、欲しいものがたくさんすぎる?

みっちゃんみたいに泣き出すことこそしないものの、私たち大人もほしいものはたくさんあり、もちろん貰えないものもたくさん。

自分の心の中で、こんなふうに二郎さんのお母さんと二郎さんの会話が行われるといいなと思った部分を引用して、本日はここまで。メリークリスマス!

「でもね、サンタクロスのお爺様は、世界中の子供に贈物をなさるんだから、一人の子供が欲ばったら貰えない子供ができると悪いでしょう」
「じゃあぼく一つでいいや、ラッパ。ねえかあさん」
(中略)
クリスマスの夜があけて、眼をさますと、二郎さんの枕もとには、立派な黄色く光って赤い房のついたラッパが、ちゃんと二郎さんを待っていました。二郎さんは大喜びでかあさんを呼びました。
「かあさん、ぼく吹いてみますよ。チッテ、チッテタ、トッテッ、チッチッ、トッテッチ」

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この記事を書いた人

企業にて、産業翻訳の翻訳、チェック、ディレクションに従事。
フリーランスにて、映像翻訳と読書ブログ運営。
観劇と、ヨガ・ピラティスが好き。

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