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【読書記録158】『漁師とそのおかみさんの話』

こんばんは。
火曜日は、お金や経営に関する本です。

お金にまつわる教訓がある昔話

名文で学ぶ英語の読み方』を読んでから、短い童話の英語読解ブームが自分の中で続いています。

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今日も短い童話の日英突き合わせ読みをやってみたいと思い、AIに「お金にまつわる教訓がある昔話を教えて」と聞いてみました。最近は、題材となる本を探す場面でもAIを活用しています。便利でありがたい相棒です。

そうして見つけた本日の一冊は、グリム童話『漁師とそのおかみさんの話』
青空文庫にて無料で読めます。
https://www.aozora.gr.jp/cards/001091/files/59746_72127.html

やたらと自分より凄そうな人が目に留まりやすい、大SNS時代。
「満足を知らない欲望は危険だ」という教訓を、改めて教えてくれる童話です。

足るを知る者は富む

『漁師とそのおかみさんの話』は、先日とり上げたグリム童話『狐と猫』に比べるとやや長い童話ですが、繰り返しの表現が多いため、サクっと読めました。

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この物語のあらすじは、こちら。

貧しい漁師が魔法の魚を助けたお礼に、妻の願いを叶えてもらう。小さな家から始まり、妻の願いは城、王、皇帝と願いはどんどん大きくなるが、最後に神になりたいと望んだ途端、夫婦はすべてを失い、元の貧しい生活に戻る。

夫婦が物語の始めに住んでいた小屋は、たしかにあまりよい環境とは言えませんでした。それでも、小さな家を贈られた時点で、この妻が感謝と満足の気持ちを抱けていたら……と考えてしまいます。

「欲を捨てて満足できる者は、豊かである」という、老子の「足るを知る者は富む」という言葉を思い出しました。

もちろん、欲望そのものが完全に悪だとは思いません。それでも、持ち物や肩書きだけを重視していると、仮にそれが達成できたとしても、真の満足や豊かさを感じることは難しいのだろうと、改めて教えてくれる童話でした。

「資産〇〇円になる!」や「FIREする!」などの目標はあってもいい。ただ、お金を「貯める・増やす」という目標に加えて、どんなことにお金を使ったときに自分は豊かさを感じるのかまで、イメージしておきたいところです。

目標の振り返りと再設定をする年末年始。
「足るを知る者は富む」という言葉も胸に置きながら、自分と向き合ってみたいと思います。

「Project Gutenberg」で英語版も

『狐と猫』と同じように、『漁師とそのおかみさんの話』も以前ご紹介した“英語版・青空文庫”の「Project Gutenberg」にて英語版「THE FISHERMAN AND HIS WIFE」が読めます

https://www.gutenberg.org/cache/epub/2591/pg2591-images.html#link2H_4_0011#:~:text=THE%20FISHERMAN%20AND%20HIS%20WIFE

「Project Gutenberg」についてはこちらから。

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繰り返しの表現が多い童話だからこそ、繰り返しとリズムを使って読解が進み、英語のボキャブラリーがじわじわと増えていく実感がありました。

夫婦の価値観の違いも表していて、大人こそドキッとしてしまう童話だったかもしれませんね。
次回もお楽しみに♪

***
本書が気になった方は、こちらから無料で読めます。
(日本語版:青空文庫)https://www.aozora.gr.jp/cards/001091/files/59746_72127.html
(英語版:Project Gutenberg)https://www.gutenberg.org/cache/epub/2591/pg2591-images.html#link2H_4_0011#:~:text=THE%20FISHERMAN%20AND%20HIS%20WIFE

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この記事を書いた人

企業にて、産業翻訳の翻訳、チェック、ディレクションに従事。
フリーランスにて、映像翻訳と読書ブログ運営。
観劇と、ヨガ・ピラティスが好き。

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