こんばんは。
昨日は久々の復活だったのに、早速読んでくださる方がいらして感激でした!
またどうぞよろしくお願いいたします。
さて、復活2日目の今日は「6月に観た映画」のご紹介です。先月どころか先々月、しかもアレやコレやとバタバタ続きで観られたのは2作のみ。でも「気にしすぎず更新することが大事!」の精神で投稿します。
2025年6月に観た映画① 『教皇選挙』
オススメの声を上げる翻訳者さんも多かった『教皇選挙』。6月にようやく観ることができました。夜の回で周囲に誰もいなかったのもあり、やってみたかった“メモ取り鑑賞”に挑戦! 気になった字幕やプロット、個人的な感想だったりをメモしながら観ることで脳が活性化されたようで、より集中して楽しめました。

(手元を見ずに書いていったけど思ったよりもキレイに書けていた♪ 調べてみると、英単語を覚えるときに使う暗記カードでのメモ取りも便利だとか。次回は試してみたい!)
ストーリーは、ローマ教皇の死を受けて、次の教皇を決めるための教皇選出選挙(コンクラーベ)が舞台。コンクラーベでは、既定の得票数を獲得する候補者が出るまで、候補者たちによる匿名投票をひたすら繰り返します。
群像劇好きとしては、もっとモブ候補者たちの台詞や表情での描写が欲しく、「エンタメ色を抑えても良かったのでは」と感じた部分もありました。それでも、主人公の枢機卿を演じたレイフ・ファインズの、枢機卿自身でも気づいていない野心や先入観をにじみ出させる芝居がとても好きでした!
3/20公開ですが、まだ上映している映画館もあるようです。配信も始まっています。
2025年6月に観た映画② 『でっちあげ ~殺人教師と呼ばれた男』
久々に映画館で観た邦画でした。主人公の小学校教師に対し、「児童へのいじめがあった」と訴える保護者の主張と、それを否定する教師の主張。その両方のバージョンが芝居で描かれ、後半は法廷のシーンを繰り返しながsら、はたして真実はどこにあるのか――というストーリーです。
序盤だけではありますが、子どもへの暴力シーンが苦手な人には少しハードかもしれません。血やケガの描写もかなりしっかりしていて、私も何度か耳をふさいで下を見てしまいました……。
ただ、SNS社会になって改めて今映画化したのが理解できる作品でした。SNS社会の今だからこそ映画化されたことが納得できる作品でした。アーサー・ミラーの『るつぼ』が好きな人には刺さるのでは。
木村文乃さん演じる主人公の妻と、小林薫さん演じる、主人公を唯一弁護する町弁の存在が本当に癒やしでした!
原作小説も気になっています。
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バタバタの中でも、骨太で大人向けなテーマの作品を観に行けて、リフレッシュにも勉強にもなった2作品でした。
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