こんばんは。
木曜日は、IT、ツールに関する本またはオススメツールや設定のシリーズです。
Kindle本は翻訳者の強い味方
個人サイトを運営している身で言うのもなんですが、やはり出版物の方が情報の信ぴょう性や信頼性は高いもの。さらに電子書籍ならテキスト検索ができるので、調べ物にも役立ちます。
私は、Kindle Unlimitedというサブスクで大量の本が読み放題なことからKindle本を愛用しています。通訳者・翻訳者にとっては『通訳者・翻訳者になる本』などの業界本が手軽に読めるのも嬉しいポイントです。
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今回は、そんなKindle本を読む方法をあらためて4つ整理してご紹介します。
Kindle本を読む方法①スマホアプリ
一番手軽なのは、スマートフォンにKindleアプリを入れて読む方法です。
アプリはAppStore(iPhone)やGooglePlay(Android)から無料で入手できます。
iPhoneの方はこちら
App Storeダウンロードページ
Androidの方はこちら
GooglePlayダウンロードページ
スマホは持ち歩きやすく、片手でも読めるので、ちょっとしたスキマ時間に読むのに便利ですよね。小説や実用書のように「文章中心」の本との相性がいいです。
ただし画面が小さいため、雑誌や図解が多い専門書は少し見づらいことがあります。
Kindle本を読む方法②PCアプリ(Kindle for PC)
自宅やオフィスで落ち着いて読むなら、PC版のKindleアプリ「Kindle for PC」も便利です。
公式サイトから無料でダウンロードして使えます。
(Macユーザーの方は、App Storeから「Kindle for Mac」をインストールしてください。)
大きな画面で読めるので、図表が多い学習参考書やビジネス書とも相性が良い印象です。文字サイズの調整もしやすく、資料を横に置きながら読み進めたいときにも役立ちます。
一方で、持ち運びには不向きなので、「腰を据えて読むシーン」におすすめです。
Kindle本を読む方法③PCブラウザ(Kindle for Web)
アプリを入れなくても、インターネットブラウザ上でそのまま読めるのが「Kindle for Web」です。Amazonアカウントでログインするとブラウザにライブラリが表示されます。
出先のPCでアプリを入れなくても開けるので便利です。
ただし、アプリのようにダウンロードができないため、読むたびにデータ通信が必要で、オフライン環境では使えません。また、対応していない本も一部あり、機能面もアプリより制限されています。文字中心の本をサッとチェックしたいときに向いています。
Kindle本を読む方法④専用端末(Kindle Paperwhite)
Kindleといえばやはり専用端末。代表的なのが Kindle Paperwhite です。
Amazonで購入可能で、私が愛用しているのは「第11世代」ですが、現在は「第12世代」が登場しています。
(※以降、一部の広告ブロック環境では表示されない場合があります。その際は広告ブロックを解除してご覧ください。)
広告なしの16GBモデルは27,980円ですが、セール時はかなりお得に入手できます。(ちなみに「広告あり」だと2,000円ほど安いものの、それでも「広告なし」が圧倒的にオススメです!)
私も購入前は「無料のアプリで読めるのに、わざわざ端末って必要?」と思っていました。
でも、夜の読書でブルーライトを避けたくてセールで思いきって購入したところ、電子ペーパーならではの「紙に近い読み心地」は想像以上に快適でした!
通知や広告が一切ない環境で読書に集中できますし、目が疲れにくいのも嬉しいポイントです。さらに、電車の中で「読書してます感」を出せるのも、ちょっとお気に入り(笑)。
好みのカバーを付けることでテンションも上がります。私は現在ワインレッド色の手帳タイプですが、第12世代で新たに選ぶならこのローズ色がかなり好み!
一方で画面はモノクロなので、カラー重視のファッション誌や漫画にはやや不向き。文字中心の小説やビジネス書に最適です。
これまでご紹介した4つのまとめです。
方法 | 特徴 | メリット | デメリット | 向いている 本の種類 |
---|---|---|---|---|
①スマホアプリ | iOS/Android対応。無料でダウンロード可能。 | 手軽に読める、持ち運びやすい。文字拡大も簡単。 | 画面が小さいため長時間は疲れる。 | 小説、自己啓発書、ビジネス書などテキスト中心の本 |
②PCアプリ(Kindle for PC) | Windows/Mac対応。大きな画面で読める。 | ページ送りが快適。しおり・ハイライトも便利。 | アプリのインストールが必要。外出先では不便。 | 学術書、専門書、図版の多い本 |
③PCブラウザ(Kindle for Web) | ブラウザからアクセス可能。アプリ不要。 | インストール不要で即読める。 | オフラインでは利用不可。機能はアプリより制限あり。 | 気軽に試し読みしたいとき、短時間の読書 |
④Kindle端末(Kindle Paperwhiteなど) | 専用の電子書籍リーダー。紙に近い表示。 | バッテリーが長持ち。目に優しく読書に集中できる。 | 白黒表示のみ。雑誌やカラー本には不向き。 | 小説、ビジネス書、自己啓発書など文字中心の本 |
同時使いが意外と便利!
スマホ、PCに加えてタブレットをお持ちの方は、さらに増やすことができますね。皆さまはどのスタイルがお好みですか?
改めて自分の好みの環境でKindle本を読むことに加えて、本日もうひとつオススメしたいのが「同時使い」です。たとえば翻訳作業では、Kindle for PCではある事典を開いて、Kindle for Webでは参考書籍を開くなどの活用ができて、結構重宝しています。
元ネタがある作品なら、一方で原書を、もう一方で日本語訳を表示して読み比べても良いですね。私も以前、シェイクスピア絡みの作品を翻訳したときに、複数の訳書を複数のKindleで同時に開いて参照していました。
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皆さまのKindleライフがより充実したものになりますように。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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